ひよこが生まれて(来て)7週間がたった。
夜は育雛箱に戻ったあと保温のためにビニールシートでカバーし保温電球をつける。朝行くと「早く出してーっ!!」と大騒ぎで下からビニールシートをつっついたりしている。その間に根土ごとマット状に採取してきたクローバーを敷いて、獲ってきたアブラムシのついた菜種の穂を転がし、竹割りのエサ箱に自家配合の飼料をいれ準備をする。屋外運動場の点検や新しい草入れもこのタイミングで行う。
準備ができてビニールカバーを外すとびっくり箱を開けるような勢いで一斉に外に飛び出してくる。
みんな一斉にエサ箱に飛びつくのかと思いきや、飼料は二の次で一目散にアブラムシやクローバに向かって行く。
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個体差は広がり一番大きいのと小さいのではスケールが1.5倍、体積にすると3倍くらいの差が出た感がある。大きいのはすでに鶏っぽくなってきたが小さいのは相変わらずのヒヨッコだ。
それでも小さいひよこの背中に、天使のようにちょこんと生えていた羽はようやく尾の方まで伸びてきて少しずつではあるが成長している。
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成長の早い何羽かはすでにとまり木まで飛ぶことができる。
少し低い高さ60cmくらいのとまり木を竹で作ってあげた。まだ遊びでたまに止まる程度だが利用してくれている。
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そういえば改めて数を数えたら17羽いるはずが16羽しかいなかった。
心当たりは6週間目前後に屋外運動場に放していたとき、知らぬ間にネットの重ね合わせの隙間を止めていた紐が切れていて、ひよこが外に出ていた時があった。気がついた時は6~7羽が鶏小屋の近くで草をはんでいたので慌てて中に入れたが、そのとき1羽だけ失踪したらしい。今頃は野良猫かカラスに殺られているに違いない。かわいそうなことをした。